院長紹介
院長:家田 秀明
1962年 生誕
1980年 東海高校卒業
1990年 名古屋大学医学部卒業 刈谷総合病院勤務
1994年 名古屋大学医学部大学院に入学、名大病院消化器内科所属
1998年 名古屋掖済会病院消化器科勤務
2000年 同病院緩和ケア立ち上げ 緩和医療科部長
2016年 同病院退職
2017年 みずほ在宅支援クリニック開業
「私の思い」
30年以上前に膵臓癌で痛み苦しむ患者さんの最期を看取った。なす術もない無念さから消化器医として大学や多くの病院で内視鏡治療や抗がん治療を行ってきた。その後、名古屋掖済会病院ではがん緩和ケアを始めた。医療は進歩したが、まだまだ苦しむ人は多い。社会や医療が大きく変化していく中で、病気や体の不具合を抱え通院できない方も増えている。自分も含めて、私たち誰もが住み慣れた場所で安心して最期まで過ごせるような社会になってほしい。苦しみの中で人生の残り時間を数えて過ごすのではなく、なんとか生を輝かせたいものだ。痛みや苦しみに惑うことなく、家族に負担もかけず、好きなものを食べ、自力でトイレに行ける、楽に過ごせる。そんな当たり前のことが最期まで叶えられたらいいね。