医療費について

ご利用者様の医療費の月額自己負担額は負担割合(1割~3割)や高額療養費制度、公費負担医療制度など、個々の条件に応じた支払い金額になります。医療保険や介護保険にかかわる医療費は保険診療で定められた公定価格です。しかしご利用者様に関わる医療条件で負担額はそれぞれ違ってきます。例えば、訪問診療費は自宅訪問と施設訪問で異なります。単一施設内の診療対象者数によっても変わります。(複数人数診察する場合は単価が安く設定されています。)また支払限度額について所得により様々に区別設定されています。当クリニックでは契約時にご利用者様の保険情報を確認し病気や処置などの医療内容による個々の支払いや限度額等に関してご説明いたします。

■自己負担のある方の例(2回の定期訪問診療の場合の支払額)
1:施設入居されている高齢者様の場合:月額40007000円程度が多い
2:自宅療養されている高齢者様の場合:月額60009000円程度が多い

※重症度の高い疾患の場合は限度額までかかることがあります。
※平成308月より70歳以上の高額療養費の算定基準額が所得に応じ細分化されました。
※現役並み所得で負担割合が3割の後期高齢者でも1割に減額される場合もあります。
※医療費の世帯合算による減額もあります。
※医療費と介護サービス費との合算療養費制度の減額もあります。
社会制度にも詳しい医療相談員が個々に対応いたします。